18きっぷで長野へ向かう場合、メインルートとなる篠ノ井線。その途中には日本三大車窓とも言われている絶景があります。松本から長野へ向かう場合、進行方向右手の席をゲットするとよく見ることができます。1つ手前の冠着駅を出ると、長いトンネルに入ります。そのトンネルを抜け、しばらく進むと急に視界が開け、目の前に絶景が広がります。中央を流れる川は千曲川(新潟県内では信濃川に名前が変わる)です。
姨捨駅のホームです。山に登らなくても、ホームからこれだけの風景を見ることができます。 嬉しいことに普通列車では、便によっては数分間停車する場合があるのでわずかな停車時間を利用して楽しむこともできます。本数は1時間に1本くらいあるので途中下車もわりと気軽にできます。写真を撮ったり、周辺を散策していればあっという間です。
また、駅を出発してからも注目です。スイッチバックの構造になっているため、いったん来た道を引き返し本線上に戻った後、元の進行方向へと進みます。スイッチバックは蒸気機関車が活躍していた時代には至る所にありましたが、今となっては貴重な存在です。
姨捨駅の駅舎です。洋風の少しお洒落な感じの木造駅舎です。昭和2年に建てられたものだそうです。