小田原城 (東海道本線 小田原駅) 訪問記録 2009/4/26

小田原は神奈川県西部の主要都市で、新幹線や小田急などが集まる大きな駅です。駅舎も立派で、いろいろな施設が充実しています。また、写真がありませんが、JR在来線の改札口の上には巨大な小田原提灯が飾られています。これは一見の価値ありです。 
 

小田原城へは駅を出て西へ10分ほどで着きます。天守閣へ一気に登れるルートもありますが、ここは南側へまわって、表から順に見ていくことにしました。幅の広い立派なお堀があります。
 まず最初に銅門という門をくぐります。この門は1997年に資料をもとに忠実に再現されたものだそうです。近くで見るとなかなか迫力があります。北条家の旗がところどころに飾られていたり、甲冑を着た地元の観光ボランティアの方がいたりして戦国時代の雰囲気を出していました。
 
  
 

さらに、もう一つ大きな門をくぐり進んでいくと天守閣が見えてきます。天守閣の中は、博物館になっていて、北条家に関する古文書や絵画、刀のほか、小田原の宿場町の様子や伝統工芸品などが展示されていました。最上階からは小田原の町並みが見えました。特に鉄道ファンにとって面白いのは小田原駅の眺め。いろいろな列車が頻繁に行き交うので、鉄道模型を見てるようでなかなか楽しかったです。
 
 
 

敷地内には長寿日本一というゾウがいます。「ウメ子」という名前のメスのインドゾウで、1950年から小田原にいて、年齢は60歳を超えているそうです。優しそうな目にのんびりとした歩き方、見ていてとても癒されました。これからも長生きしてほしいと思います。 
 
(追記)ウメ子は2009年9月17日に亡くなりました。60年間小田原市民に愛されてきたウメ子のもとには4600通ものメッセージが寄せられたそうです。

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