忍者ハットリくんのモニュメント 訪問記録 2008/7/20

富山県氷見市は、「忍者ハットリくん」、「プロゴルファー猿」などの作者である藤子不二雄A氏が生まれた町です。駅周辺の潮風通り商店街では、藤子不二雄キャラクターを町おこしに積極的に利用していて、至る所で忍者ハットリくんのキャラクターや、藤子不二雄A先生が書いたサカナのキャラクターのモニュメントが見られます。

氷見駅の駅舎です。シンプルですが、中にはエアコンの効いた待合室と売店があり落ち着いた雰囲気です。また、観光の情報を得るのに便利な観光案内所も併設されています。レンタサイクルもあるようなので借りると便利だと思います。
 

駅前の道を300メートルほどいくと、商店街の通りにやってきます。商店街はアーケードがあるので天気の悪い日も安心です。
商店街を北へ向かって歩いて行くといろいろなモニュメントに出会うことができます。
ポストの上にのっているハットリくんとシンちゃんです。

医院の前のハットリくん。

しばらく行くと虹の橋という橋があります。この橋はからくり時計になっていて、00分ちょうどに忍者ハットリくんたちが出てきます。
噴水とともに参上!

ケムマキや獅子丸もでてきます。最後はキャラクター勢ぞろいでごあいさつ!

ぜひ時間を合わせて見に行きたいところ。僕が行ったときはけっこうギャラリーが集まっていました。
観光客はもちろん、地元の方たちにも親しまれているようです。

橋を越えてさらにしばらく行くと潮風ギャラリーという建物があります。ここは2008/10/14までの期間限定で藤子不二雄A漫画展が開かれています。


中には、「忍者ハットリくん」、「プロゴルファー猿」、「まんが道」などの作品の原画が展示されています。
また、2階には漫画が読めるコーナーがありました。
展示の中でとくに目を引くのが、トキワ荘の部屋を再現した展示です。4畳半の簡素なこの部屋で、相棒の藤子・F・不二雄と共にすばらしい作品の数々を生み出したわけです。説明書きを読むと驚くべきことが書かれていました。2人が東京で最初に住んだ下宿の部屋の広さはなんと二畳!そのためトキワ荘へ二人が引っ越してきたとき、天国のように思えたそうです。大変な環境の中でも、ひたすら漫画に打ち込んだ二人の姿が浮かんできます。

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